社会貢献AFUHI PROJECT

葵プロジェクト

弊社は京都の伝統文化の継承に寄与する事を目的とし
京都市より「京の生きもの・文化協働再生プロジェクト」【第15号】の認定をうけ
プライベートブランド「心葉」の語源でもあり
葵祭で使用される「フタバアオイ」の育成に取組み、
世界遺産「上賀茂神社」葵の森に、奉納させて頂いております。

「京の生きもの・文化協働再生プロジェクト」【第15号】

About afuhi project

葵プロジェクトとは・・・

京都三大祭の一つ「葵祭(賀茂祭)」では、およそ14,000枚のフタバアオイが使用されます。
上賀茂神社(賀茂別雷神社)から神山まであった古の森は、二葉葵の群生地でありましたが、
自然災害やモグラなどの動物被害により自生するフタバアオイが激減しています。
しかし植物や自然は、人の手が入ることで美しく息を吹き返していきます。
葵プロジェクトは、フタバアオイの保護や育成を行い、
上賀茂神社に"葵の森"を再生させるための活動です。
又、フタバアオイの再生だけではなく、京都の絶滅危惧にあるような「和花」植栽や、
それに伴う昆虫等の生態系を維持し、
日本の風土や自然、文化・伝統など次世代に継承していく活動でもあります。

About Aoi Fes/ 葵祭とは・・・

平安時代に祭りといえば「葵祭」と呼ばれるほど有名で、当時は「賀茂祭(かもまつり)」と呼ばれていました。

賀茂祭(上賀茂神社・下鴨神社)は、
石清水祭(石清水八幡宮)、春日祭(春日大社)と共に三勅祭(さんちょくさい)の一つであり、
天皇の思し召しにより勅使が差遣れる祭祀で、
国家的な行事として歴史があり、日本の祭のなかでも、数少ない王朝風俗の伝統が残されています。
5月初旬から前儀が行われ、5月15日には平安時代の衣装をまとった総勢500名、馬36頭、牛4頭、牛車2基、輿1台の王朝行列が
京都御所から賀茂御祖神社(下鴨神社)、賀茂別雷神社(上賀茂神社)まで約8kmの道のりを歩く「路頭の儀」が開催されます。

日本書紀にも記されておりますが、約1400年前に悪天候による凶作が続いた時期に
欽明天皇が賀茂の大神の祟敬者である卜部伊吉若日子(うらべいきわかひこ)を勅使(ちょくし)とし、
先行きを見てもらったところ、「賀茂神社、賀茂に住まう神々の祟りである」と云われ
4月中酉の日に、葵桂を飾り、人に猪頭(ししがしら)を纏い、馬に鈴を付けて走らせ、
「五穀豊穣」の祈願を行った事が葵祭の始まりとされています。